2012年9月の四季の森
9月の新月に合わせて訪れた。夜、ベランダで天体望遠鏡を組み立てていると、雨の降らない日が続いて乾ききった落ち葉を踏み分けて、カサカサカサと音を立てて動き回る動物がいる。狸の再訪です。
8月の狸は毛並みが汚れた感じで長めでしたが、今日の狸はやや小さく感じる3匹、毛並みが伸びてなく色つやがいい。彼らの子供なのだろうか、動きがもっと俊敏です。
忙しそうにそこら辺りを嗅ぎまわってどこかに去って行った。
四季の森の9月の花は黄色いキリンソウと白から薄紫色のヨメナの群生です。
キリンソウはアワダチソウとも言って確かに黄色の花冠が丸く泡立っている感じ。茎の下の方が確かに特徴である暗紫色になっているので、これは外来種のセイタカアワダチソウでないようだ。
ヨメナ(ノギク)の花の色は白いのから、薄青紫、薄紫、やや赤みのかかった紫、こんなのが日の当たる野や木陰のそちこちに群生しています。
ノギクに似ていますが色が白くやや小さめの花で、花びらが細くまばらに隙間のあるシロヨメナらしい花がキリンソウとノギクに混ざって咲いています。
周りには花の開いたヨモギがたくさん見えます。
ススキのようなイネ科の草も穂を付けています。こんなのが伸びていると秋を感じます。
こんなのも日陰にありました。
2012年の9月は例年とは違い、気温などは8月と変わらない陽気です。いつもは白樺の葉の落ちるのが先に来るものですが、今年はカラマツの色づきがもう始まっています。一方、シラカバの葉は青々としたままです。黄色くなった葉が風に吹かれてハラハラと落ちるのはもう少し先のようです。