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12月の四季の森

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 2013年12月の四季の森

 孫たちが初めてスキーをやりたいというので、12月27日、10年ぶりに冬の四季の森に来た。

 小屋に入って水を使えるようにするまでが大仕事です。 この大仕事のために遅くとも午後2時ごろまでに到着しなければなりません。 今年は雪が多そうです。 駐車場に除雪の雪が溜まっています。 小屋の入り口まで長靴に履き替えて、持ってきたスコップで雪を分けながらたどり着きます。

2013-12-tateshina-014.jpg 部屋に入り、まず電気の元栓を入れ、ストーブを焚き、ヒータも使いながら、流しや洗面台のドレインのトラップを温めます。 溶ける間は水も出ないので、この間駐車場の雪かきと、入り口までの雪道を作ります。

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 室内で排水のトラップの氷を解かしている間に、入り口前の雪かきで、子供たちはカマクラを作っています。

 ようやく水が出るようになって、引き続き灯油ストーブをガンガン焚いても、就寝の頃になってもまだ5度以下です。 ログが10度ぐらいまで温まるには24時間ぐらいはかかります。 このくらいになるとそこからの輻射熱で、案外温かく感じるようになります。

 28日29日と寒波がやってきました。 29日未明、4時ごろ外の気温を確認してみると、マイナス12度でした。 この時期としては珍しく寒いということでした。 

 新月で漆黒の空は星が輝きダイアモンドダストが舞って幻想的です。 星空写真の絶好のタイミングでした

 スキー場の雪も絶好調のようです。 子供たちはソリに興じています。

2013-12-tateshina-017.jpg 30日は下山です。 今回もまた給湯器の水抜き口の氷を見落として、水抜き工程をやり直して、完全に水を抜いて小屋を閉じます。

 10年ぶりに真冬にログキャビンを使うことになりました。 雪かきをして、小屋に入り、水を使えるようにするまでが大変です。 間違えるとひと晩水なしの不自由な生活をしなければならなので、水道の開栓までの手順を思い出しながらまとめておきます。

 このログキャビンの利用者の事だけなので参考にはならないので悪しからず。

 昼過ぎ位の早い時間に着くようにします。 こうしないと気温が下がり水道を開けることは難しくなってしまいますので、出来れば2時ごろには水抜き栓を閉じて水道を出すところまでを終えるようにします。

 流しの下の排水のトラップ、ここに水が溜まっていて凍り付いています。 水道栓を開ける前に、この氷を解かす必要があります。 ここは同心円状で二重の筒状になっていて水量も多いので解かし難い。

2013-12-sink-drain-015.jpg もう一か所洗面台に排水のトラップがあります。 ここはトラップの所の排水パイプは外せるようになっているので、解凍の処理はしやすいかもしれない。

 シャワールームの排水はトラップを付けてないのでそのまま開栓して流せます。 しかしここで水を少しずつ流すと凍ってしまうので、水がポタポタ流れないように水道栓の下に水受けの容器を置いておきます。

 水道栓の所が狭く、気温が低いと流れていても急速に凍り付くことがあるので注意が必要です。 水道は部屋が温まってから出すようにします。

 流しの下と洗面台の下のトラップは、流しは灯油ストーブの温風があたるようにし、洗面台はヒーター(電熱器)を置いて温めるようにして溶かすことにします。 

 トラップの氷を解かすのに時間がかかるので、駐車場の雪かきや、小屋の入り口までの雪かき、部屋の掃除や荷物の搬入などの前に、これらの事をやっておきます。

 そうこうしているうちに、トラップの氷も解けるて、配管のヒーターも温まり、開栓の準備が整うので、いつもの手順で、いっきに開栓して水をしばらく流して完了です。

 過去の失敗事例:

 シャワールームのところで、水道水の流れが悪かったので、流れるそばから水道栓の所が凍ってしましまい、半日かかって、最後には熱湯をかけてやっと水を出した。

 

 開栓後の必須の水処理注意事項 開栓に成功しても凍ってしまうんです。

 室内は夜間はマイナスになっても、ある程度暖かければ凍ることは無いんですが、小屋の外に接したところが危ないんです。

 流し台の下のドレインが床下に出て外気に触れる所、ここからは常時氷点下なので流れの勢いがないと管に氷が付き始める。 夜間、流しに塵芥が溜まっていて、水が少しづつ切れて流れていく。 これは確実に翌朝氷で詰まって流れなくなっている。

 対処法:トラップの下のドレインの筒を外して、床下に流している筒全体を引き出して筒の氷を解かす。 外さずに上から熱湯を入れて溶かす方法もある。 この場合は、トラップの下の水を給水ポンプで出来るだけくみ出してから熱湯を注入するが、やや時間がかかる。

 同じことがシャワールームのドレインにも言える。 トラップを付けてないので、表面の氷を解かして、ドレインのキャップを外し、水を汲みあげ、熱湯を注入する。 ここで洗濯の脱水なんかしたり、シャワー栓から水が漏れていたりすると、氷で塞がれてしまうので厳重注意。

退去時も手こずります。 氷で水抜きが出来ない所もあるんです。

 給湯器からの配管で、最後にすべての水を抜くための排水栓の先が凍ってしまって、栓を開けても排水出来ないんです。 

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 写真の左下の赤い栓の先です。 そこは幸い排水栓からすぐの所が排水口になっているので、栓に熱湯をかけるとすぐ熱が伝わり氷が解け排水できるようになる。 水抜きをする時、予めやかんに一杯お湯を用意しておきます。

4月の四季の森

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 2012年4月の四季の森


 4月18日ともなると暖かい日もあり日中は14度もありました。この冬の最低気温は室内でマイナス14度、今年の寒さが最低最高温度計に記録されていました。。夕方雨が降り深夜にベランダがうっすらと凍っているところがありました。空は満天の星、しかしすぐに霧で何も見えなくなりました。翌朝太陽が昇るとすぐに気温が上がります。屋外の気温は2度でした。まだまだ寒い。

2012-04-shiki-001.jpg  このころは気温がぐんぐん上がり、この残雪は3日後にはほとんど消えてしまいました。

 残雪のある道をのぼり日当たりの良い見晴台には、早々とモグラが活動した痕があります。あまり早くから外に出て帰りそこなうと凍え死んでしまうのですがね~。

2012-04-shiki-014.jpg ここからは穂高が朝日に映えて見えます。槍ヶ岳も見えます。左側の遠方の霞のような山並みは乗鞍で左端の白い雪の見える山に隠れるあたりが乗鞍岳です。

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 路傍にフキノトウが出ていました。これを収穫します。
 林の中から、ウグイスの「ホーホ、ホ、ホ」とか「ケーキョキョキョ」とか、おなじみの「ホーホ、ホ、ホケキョ」とか聞こえてきます。
 シジュウカラの「ツーピーツーピーツーピーツ」も聞こえます。「ツーピー」を何回言うのか数えてみると2回から6回でした。この鳥は3回と5回が一番多かった。自分の鳴き声を持っていて、そのときの息遣いで時々狂ってしまうのでしょうか。

2012-04-shiki-011.jpg  湿地帯に行ってみると、ザゼンソウとミズバショウが出ていました。 ここではザゼンソウは3-4月が花の盛りで、そのあとすぐミズバショウの花の盛りがつづきます。今年は春が遅れたのかザゼンソウとミズバショウが同時に見られます。

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 帰り道で別の鳥の鳴き声が聞こえます。 「チュッチキチー」と最後の「チー」にアクセントがあります。

 夜明け前のカラマツのシルエット、この林の中から鳥の鳴き声が。 早朝から鳥たちは活動しています。

2012-04-shiki-046.jpg夜明け前のカラマツのシルエット
2012年4月撮影 キヤノンEOS kissX4 EFS18-135  ISO 3200 f/5 f=55mm 1/100sec
露出補正-1 WB 自動


 こんな鳴き声が夜明け前の林から聞こえてきます。
「ピィピィピィピィピィ」
「ケッキョロ」 
「ケリョリョ ケロ」とか「ケリョリョ ケリョリョ」 2拍子で
「ググーホーホー」 同じようなのですが、こちらは「ホーホー」の音階が高い。これはキジバトですか
「ホーホーホホウ」 最後の「ホウ」にアクセントが、ホーホーとホホウが同じ音程です。
「ジュクジュクジュクジュクジュク」 低い声で「ジュク」を5回ぐらい、これはシジュウカラが警戒している鳴き声らしいです。

 その後鳥の鳴き声を集めてみました。
「チョピチュチュピー」
「ツィツィツィツィ」とか「チィチィチィチィ」とか
「ピルルルルル」 舌を鳴らします
「ビビュ~」 「ビュ~」で音を下げます
「チョツーチョツーチョツーチョツー」
「ツーピーツーピーツーピーツ」も昼間聞いた音階よりも低い「ツーピー」のような気がします。
「ツツピーツツピーツツピー」 「ツツピー」が3回ぐらいくりかえします。これはヤマガラらしいです。「ツツ」で終わるときも「ツツプ」で終わるときもあるようです。
「ゲゲキョ」
「ギョギョギョギョ」
「ケキョゥギリ~」とか「ゥギィ~」 歯ぎしり見たいな声を出します。コゲラかも知れません。
「ケケケケケキョケキョケキョ・・・・」 おなじみのウグイスですね。
「ツッツッツルルルル~」とか「チョイチョイチルルル~」
「チーチョロル~チョチー」 合成鳴き声か分かりません

 せっかくなので収穫したフキノトウでフキノトウ味噌を作りました。

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春はまだまだ

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春はあけぼのは都の話。

四季の森の春は当分先の話。まだモグラは地の中奥深くすやすや眠って、目を覚ます気配はありません。

冬はこんな感じで、切り通しを作り外に出ます。 写真は古いです。

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