2013年10月の四季の森
8月の23日に離れてから5週間余り、9月30日戻ってきました。
室内は15℃ありました。 留守中の室内の最低気温は7℃でした。 朝晩を注意すればまだ快適に過ごせそうです。 ログを暖めれば、朝でも20℃ぐらいになります。
夏の花はすっかりなくなり、秋の花も半分は終わって、名残を残すだけになっています。 代わりに木の実や、きのこ、草の実が見られるころです。
マムシ草の真っ赤な実が今年も森の中でひときわ目立ちます。 野菊と呼ばれるヨメナは紫に色づいた花を咲かせていました。
見慣れない草がありました。 これは何なんでしょうか。 8月に見かけたときは、葉だけのようでしたが、今はほとんどが穂と葉の二本立ちで、穂の方を揺らすと、花の時期が終わったのか、盛りなのかわかりませんが、粉を飛ばしました。
10月2日になって、カラマツの林の中に入ると、見慣れたジゴボウと呼ばれているイグチ科のキノコがありました。 褐色から薄茶色までいろいろあるんですが、これはかなり薄茶色をしていました。 傘の裏は黄色いスポンジ状で間違いありません。 せっかくですから収穫します。 カラマツの木の根元にありました。 これも大事なことですね。
すぐ近くのヤマアジサイの木の根元に、これも直径が10センチ近くある、傘がやや鮮やかな褐色のキノコがありました。 傘の裏側は放射線状の筋です。 怖いので決して手を出してはいけませんね。
唯一見知っているキノコはジゴボウだけです。 15年ほど前に、そこらへんにあるキノコを持って、近くの食堂のおばさんに仕分けてもらいました。 その時、ひとつづつ仕分けて、最後の残ったのが、ジゴボウだけでした。
ジゴボウは熱湯でさっと煮こぼしてから使うといいんですね。 なめこのようにぬめりが出ます。 一人で来ていたもんで、慎重に少しづつ味わいました。 余談ですが、この後別府温泉に行ったんですが、そこではリコボウの名前で売られていました。
10月4日、寒波がやってきて、未明の外気は8℃まで下がり、室内も寒さには勝てず、今朝は15℃まで下がりました。
今年はマツタケが大豊作というので、別所温泉に浸かりに遠出をします。 マツタケもありますが、完熟の巨峰、とれたての香りプンプンの椎茸、育ちすぎてない柔らかいニラの野菜なんか町のスーパーでは手に入らない山の幸が手に入るのもいいですね。
狸が夜やってきました。 人影に一目散に逃げていくのですが、しばらくすると、また近くきて、こちらをじっと見ています。 夏より大きく丸まる太っているようです。 各家回っているんでしょうね。