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 2016年6月15日から6月18日の記録です。

 梅雨空の合間をぬって、雨後の晴れから曇りの空気の澄んだ絶好の日和に山の湿原にレンゲツツジを見に行きます。

 レンゲツツジは梅雨時に重なり、湿原でのレンゲツツジは数年がかりで待ち望んでいました。

2016-06-4season-m020.jpg 空が青く出るともっと良かったのですが、丁度満開の頃で、色もオレンジが強く出ています。 聞こえてくるのは 「ホーホケキョ」です。

 枯れ枝になっているところも多く、遠景におそらくレンゲツツジの木と思われる枯れ木も見えます。 それでも十分満喫できる散策です。

 

 途中の湖では蓮の仲間の黄色い花が真っ盛りです。 名前は分かりません。

2016-06-4season-m001.jpg 全景はこんな所です。 2016-06-4season-m003.jpg フィッシュ愛の8㎜で撮りました。 青い空が眩しいです。 湖畔でのコーヒーは癒されます。

 庭の草花の記録です。

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マーガレットは咲いています。 紫がかったハルジオンもひ弱に一気に咲いています。


 湖の湿原の方に行くと此処は花の無い時期に見えます。 

 開花寸前のヤマシャクヤクをボランティアが教えてくれました。 絶滅危惧種で、貴重で、数日しか開花を見られないので、ラッキーという事らしいです。

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 開花寸前で花びらとなるところが中に赤く見えます。 2-3日のうちに咲くそうです。

 こんな花が咲いています。

2016-06-4season-m035.jpg なんという名前の花ですか?

2014年夏の四季の森

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 2014年の夏は長期滞在と決めました。

 6月の末から台風と大雨一過を見計らって、7月に入り、5日に現地入りです。 

 山小屋は4:30到着で、外気は18℃、中は20℃だった。一両日は体が慣れないせいか寒く感じるんですね。 翌朝には室内で19℃、20℃以下では無理せずに早速ストーブと相成ります。

 朝は冷たい空気と、かおる緑の中から、さっそく鳥の鳴き声です。

 チュルン・チュルン
 チョッチョッチルルーチュル
 ツルーツルーツルルピッ

なんていうやつです。

 鶯はだいぶ鳴き方が上手になっています。 その他いろいろ聞こえてきます。

 クピツ・クピツ・クピツ とか ツピツ・ツピツ・ツピツ とか聞こえる鳥
 ツイ・ツイ・ツイ・ツイ
 チルルルルルー とか ツルルルルー とか聞こえるか細い声でなく白と黒の小さい小鳥
 ピュッピュッピュッ と鳴くと ピュルピュルピュル と応える掛け合いみたいな鳴いている。

 一段落したところで7月の小さな花を探しに出ます。 名前は良く分かりません。 探せばいろいろ咲いているものです。

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 8月に入ってからはるとこんな花も見つけました。

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 この後は9月に入るとキリンソウやノギクの大群が続きます。

 8月に入ってすぐに里に下りたらヒマワリ畑が。 「観光地でござる」という場所ではないので、贅沢にみんなこちらを向いて満開でした。

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 8月の後半、周りが静かになったある日の夕方、毎年訪れるタヌキが久しぶりです。 残飯を漁りに、今日の食事にありつけました。 食べ物をくわえて茂みの中に行きました。

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 今年の夏はふたつの楽しみをしました。 ひとつは小部屋寝室の窓のリニューアルです。

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 「森の窓」という所から内側に上と横が開く木の窓を調達して付け替えました。 ログの隙間からと上から伝わる雨水には、ログカットとシリコンゴムシールで対応します。 内側外側の額縁もヨーロッパスタイルに木の面をカーブに切ってあります。 いくつか付けているので、そのあたりのツボは心得た自慢の仕上がりです。

 ふたつ目はキヤノンカメラの魚眼レンズ、この画像が実に表現力豊かなんですね。 風景と、もちろん夜空を楽しみました。 作例をふたつばかり載せておきます。

2014-08-4seasons-153.jpg 丸みを帯びた周辺の視界、四隅が180度の視界から切れている感じ、拡大して近ずいて見た風景の迫力は何とも言えん。

 もうひとつは夜空。 一枚だけ載せておきます。

20140729-10mm-westsky-centered-cygnus-ds.jpg 10mmの焦点距離で周囲の木々や山小屋の屋根に囲まれた西の空に天の川がくっきりと見え、中央に白鳥座の北アメリカ星雲とやらが、赤く染まって見えます。

 8月22日の朝、実に良く空が晴れ渡りました。 200mmの望遠レンズで、遠くの穂高・槍ヶ岳、白馬岳方面を撮ってみました。

2014-08-4seasons-126.jpg2014-08-4seasons-129.jpg モタモタしているうちに槍ヶ岳の上に靄がかかってきてしまいました。

7月の四季の森

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2013年7月の四季の森

7月9日にいったん離れ、21日に戻りました。カラッと晴れて星の出るような夜空は全くありません。

来るべき星空のための今年は課題は、望遠鏡設置の専用の土台を作り、人の振動で望遠鏡が揺れないようにする予定です。 それにはこの曇り空や雨模様も、作業のゆとりを与えてくれてるようなもので、気分的に楽に作業が進められというものです。 その間ゆっくりと温泉に入るときも与えてくれます。

 先月のころから、山野草の中に正体不明の大きな株に大きな穂をつけてきました。 

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 ひとつの丸い先端の穂が少し長く伸び始め、5つに、少しづつ上下に分かれてきます。

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 7月30日31日とまあまあの天気だったので、開花を期待したのですが、もう一息というところまででした。 8月に入ってすぐに開花したのですが、気を持たせた割には地味なラッパ状の、加減した開き方で咲きました。 大きな割には地味な花です。 図鑑で見て、ウバユリのようです。

 今年のウグイスは、ホーホケキョは少ないんです。 ケキョケキョが主流です。

 初めにけたたましくケケケケから始まります。キョキョキョと続き、ケキョケヨケキョに変わり、息が続かないのか、ケッキョンケッキョンケッキョンとなって、また気を取り直して、ケキョケキョケキョに戻るときもあります。

 ケッキョンがゲッキョンとやや濁るウグイスもいます。 ゲッキョンゲッキョンと鳴いるときは、ギッチョンギッチョンと聞こえます。

 ホーホケキョもホキョッで終わったり、ホーホケキョの後にケキョケキョと続きます。

 

8月の四季の森

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2012年8月の四季の森

 8月のある朝、この日は空気が澄んでいました。展望台から北アルプスがよく見えます。

2012-08-shiki-008.jpg 左の方に穂高の山々、右の方にたどっていくと槍ヶ岳がくっきりと見えます。ここまでくっきりと見えることは、8月ではなかなかないことです。
 北アルプスを眺めながら、この時期に上手になったウグイスの「ホーホケキョ」や、「キョッキョ、キョキャキョキュ」とか「例の「特許許可局」とホトトギスの鳴き声を聞いていると、朝の清々しい空気が体と頭の芯まで沁み渡ってくるようです。

 展望台からの帰り道、モグラが道で死んでいました。5月頃では、あまり早く出てきて、凍えて命を落とすのですが、今の時期はちょっと違うようです。

2012-08-shiki-066.jpg この体長7-8センチのモグラの体毛はモグラというイメージに似合わず、とても柔らかく、他の動物は頭の方から尾の方に流れるのですが、モグラはどちらにも流れず真っ直ぐに外側に毛が立って伸びていて感触がいい。地中で前にも後ろにも自在に移動するモグラの知恵なんでしょうね。成仏するようにそっとしておきます。

 もうひとつ動物の話題です。今年は珍客がほぼ毎日訪れます。はじめ暗闇だったので、猫か犬か、それにしてはやけに黒くずんぐりとしていると、ずんぐりでも人で言えば下腹の方がずんぐりとしています。だんだんとタヌキだということが分かりました。

2012-08-shiki-191.jpg 時々2匹で来ます。ある日はタヌキが餌にありついて食べているところを、キツネが来て有無を言わさず強引に横取りしていました。よく時代劇にあるように、悪い奴らがやってきて、暴れるのを遠くから為すがままにされているのを眺めているように、タヌキはキツネから引きさがり草陰から静かに眺めています。
 タヌキさんって温厚な性格なんですね。それに引き換えキツネのなんときついことか。

 8月の中旬になって、遅咲きに夏の花が目に付くようになります。
 7月に白い蕾を沢山付けていた花が開きました。黄色いマツヨイグサも咲きました。一日で萎み次の花がすぐに開きます。

2012-08-shiki-225.jpg2012-08-shiki-226.jpg オオルリトラノオは先まで紫の花が開きます。ワレモコウの鮮やかな赤紫も出てきました。

2012-08-shiki-231.jpg2012-08-shiki-227.jpg 大きく穂が伸びたヨモギと茎の色が紫がかったキリンソウが、秋に一斉に花を咲かせようと花の蕾が出てきています。

2012-08-shiki-228.jpg2012-08-shiki-229.jpg ヨモギとキリンソウは日影にも強いのでしょうね、今年も9月頃に一斉に庭先にいろどりそうです。ノギクも背が低く花がないと目立ちませんが、そこらじゅうに生えています。

 8月18日になってようやく雲海日和がやってきました。高原の牧場の向こう側に雲海が広がり、遠くの浅間山の中腹に薄く雲が横に伸び、頂上からは噴煙が白く出ています。

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7月の四季の森

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 2012年7月の四季の森

 春の草花の名残りと夏の草花が見え始めるときです。

 樹木が高く育ってきて木陰が広がってくると、夏の花がなかなか出てきません。ここでは例年7月頃から咲き始めるマツヨイグサも今年は花の咲く気配すらありません。
 草に隠れていた花を探し出しました。

2012-07-shiki-003.jpgこの草は今の時期は控えめな白いまだ蕾の花を沢山つけていますが、来月には大きな塊になってあたりを圧倒するように、一面群生します。

2012-07-shiki-004.jpg 名前は分かりませんがこれもまだ蕾です。

 花を探していると鹿の痕跡です。すぐに目につくのはこれです。ペアで来るのでしょうか、よく2か所並んであるんです。

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 草むらをよく探すとここで休んだ跡が、、

2012-07-shiki-15.jpg 数か所並んであるので何匹かで来ているのでしょうね。ここでは若い樹皮がかじられた程度ですが、近くの湖に近いところでは皮が剥がされた木が何本もあります。
山の上の湿原ではニッコウキスゲの群生が軒並み食べられ見る影もありません。かろうじて保護のために囲ってあるところだけが群生の面影を残しているだけです。
 鹿による被害は深刻です。

 湖の畔の湿原に行くと幾何学的に大きく広げた花を見つけました。

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