山の幸 山椒の佃煮を作る

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 2012年春、山椒の木が深緑の実をいっぱいつけた。

 山椒の実の佃煮を作ってみた


収穫
 若い状態の実を収穫した。 実が足りないときは若葉も入れてもよいようだが、豊作なので実だけで挑戦することにした。 実についている枝は極力取り除いた。

あく抜き
 山椒の実は噛むとほんとに耐えがたい苦みというか、渋みというか、えぐみというか、口をゆすいでもしばらくその耐えがたいものが口に残る。 あくはある程度残った方が良いものもあるが、山椒に限ってそんなことは考えない方がよい。

 5回ぐらい沸騰水で5分ぐらい湯でこぼした。 それでもかなりそのアクが消えないが、今回はこのくらいにしたが、もう数回ゆでこぼした方がよかったかもしれない。
 水でさらす。
 写真はゆでこぼした後のもの。 色からしてまだまだ苦々しい感じ。

2012-05-8shiki-001.jpg煮つけ
 山椒の実と同程度の鍋にひたひたとなる位の日本酒、みりん少々、醤油1/3程度、昆布かつおだし系のだし、など入れて弱火でじっくり水分が飛びなくなる程度まで煮る。

保存
 密閉できる瓶に入れて保存。 念のためふたをしてから熱湯殺菌しておく。
何しろこの耐えがたい味覚なので、菌も繁殖できないんではないかと、勝手に解釈して常温で保存している。

 サラダ、煮物、肉料理、なんでも数粒を気つけ丸薬みたいにして、食欲増進を狙って、効いているかどうかわからないが食している。 

 耐えがたいニガ・シブ・エグい味わいを楽しみたい方はどうぞ。

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