初めてのSTF-8300Cの使用です。 10月7日日は、パソコン-カメラリンク、冷却設定、ピント合わせ、コマコレクターMPCC使用時の合焦確認、撮影とカラー処理などを勉強しました。
ためしにM27を60秒露出で撮りました。初めてとしては、「写ってる」という感じです。 ごそごそやっているうちに、霧は出るわ、斜鏡は曇るなど、苦闘している中での60秒なので大目に見てくださいね。
2013年10月7日試写 ケンコーSE250N SBIG STF-8300C MPCC使用、露光60s
気になるところ、コマコレを使っているんですが、コマ収差が結構目立っている。 こんなに出ているとは気が付かなかった。
合焦の確認では、コマコレクターを使って焦点を7㎜ばかり伸びるのですが、このとき2インチアダプター使用時、一番押し込んだ状態で辛うじて合焦。 斜鏡の位置が少しでも外側にずれると、焦点が前にずれてだめなので、もう少し伸びるコマコレにするか、2インチアイピースアダプタの前につけるアダプタを削るかのどちらかの対応が必要です。
2インチアイピースアダプタを外した状態では、一番繰り出した状態でも足らず合焦しなかった。 コマコレの辺りにストッパーと延長筒を付けて対応することを考える。
超都心に戻って、カメラレンズとの合焦確認です。 KIPONのEOS-Cマウントを使いました。 EOSの基準面からセンサー面までは44㎜に設計してあるそうです。 Cマウントの標準は17.5㎜程度。 KIPONのものはこの寸法に合っています。
18-55㎜レンズ 18㎜側、55㎜側ともに合焦 (^_^)
55-250㎜レンズ 55㎜側、250㎜側ともに合焦 (^_^)
40㎜パンケーキレンズ 電源が通じないのでピントが手動で動かない(+_+)
ついでに部屋の中から夜景と空を撮ってみました。
夜が更けて、白鳥座が見えます。 トリミングしてあります。
30秒の露出で、右上がデネブ、中央右下がサドル、 左端がギエナです。 裸眼では辛うじて2等星までしか見えない都心ですが、6等星までは見えるようです。 三脚ですから星は流れています。 バックグラウンドは明るいのですが、ソフトで自動で諧調を補正してくれています。
なかなか行けそうです。