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ヘルクレス座を双眼鏡で楽しむ

 西空に向かって眺めた星空で紹介します。8月の夜はかんむり座に続いてヘラクレス座が天頂から西の空に降りてきます。

 (2018年)8月4日の西の空にヘルクレスが降りてきました。変形H形を探します。

hercules_20180804_(EOSM5_45mm_Av6.3_29sx20frms_iso6400_dkds)s.jpg2018年8月4日 21:11より撮影 外気20度C ポラリエ使用 EOS-M5 EF-M15-45mm STM f=45mm Av6.3で使用 iso64 露出28秒20コマ dark frame20コマを DeepSkyStacker処理

 α星は左端からはみ出て入りませんでした。

 ここにはM13球状星団、M92球状星団が双眼鏡で探せます。分かり易く星座線を入れるとこんな感じになります。

hercules_20180804_dsrsm3-1.jpg

西空に向かって見える変形H型のヘルクレス
α星は左にはみ出ているが、αーβーζーδできれいなひし形に見える

 左にはみ出したα星と隣のへびつかい座の星が明るく並んでいるんですが、きれいなひし形と変形Hと合わせて確認するとよいです。

 一般的な星空用双眼鏡の実視界は大体赤い円くらいです。

 双眼鏡でM13はηとζの線上の1/3ぐらいの線上にあるのですぐ見つかります。双眼鏡を使わずとも暗い夜空ぼやけて見えたらそれがM13です。

 M92球状星団もよく見えます。

 M92まではπ星のほうに双眼鏡を移していくと、πの右上に4等星の星が2つ入りますが、どちらからでも右上2つ目の5等星までたどり、そこから向きを90度右下に移動、5等星にぶつかったら左に向きを変え同じ距離をたどったところにぼやけた恒星状の光が見えたら、これがM92です。

 双眼鏡の1ストロークの範囲内なので分かり易いです。

hercules_20180804_dsrsm5-1.jpg これも条件が良ければ肉眼でも確認できました。

 以前巨砲を使って撮影したM13とM92の画像を再掲しておきます。

M13 2012-07-17-4(8 of 10frs 30s iso6400).jpg2012年7月17日に撮りました。ISO6400 露出30秒の8枚をDeepSkyStackerで合成

M92 2012-07-17-3(8 of 10frms 30s iso6400).jpg2012年7月17日に撮りました。ISO6400 露出30秒の8枚をDeepSkyStackerで合成

 2012年7月8月の星空

 カメラの最高感度で露出120秒以下で10枚単位で球状星団を写してみた。球状星団は可視光でその星の集まり具合を楽しむので、無改造カメラのターゲットに向いているかも知れません。

 M3です↓。7月30日に撮りました。ISO3200 露出10秒の8枚とISO3200 露出15秒の8枚をDeepSkyStackerで合成しました。

M3 2012-07-30-4(8of10frmsx2 10s and 15s iso3200).jpg
 M5です↓。7月17日に撮りました。ISO6400 露出60秒の6枚をDeepSkyStackerで合成しました。

M5 2012-07-17-3(6 of 8frs 60s iso6400).jpg
 M13です↓。7月17日に撮りました。ISO6400 露出30秒の8枚をDeepSkyStackerで合成しました。

M13 2012-07-17-4(8 of 10frs 30s iso6400).jpg

 M92です↓。7月17日に撮りました。ISO6400 露出30秒の8枚をDeepSkyStackerで合成しました。

M92 2012-07-17-3(8 of 10frms 30s iso6400).jpg
 渦も巻いていない星の集団がなぜこのように球状で均衡を保っているのでしょうか?


備忘録:
M3=NGC5272 りょうけん座
M5=NGC9504 へび座
M13=NGC6205 ヘルクレス座
M92=NGC6341 ヘルクレス座