2013年3月アーカイブ

 2013年3月の自然園

 3月24日、この一週間で夏日のような日もあり、桜の開花予想がいっきに10日位早まり、この自然園でも満開になりました。草花ももう春たけなわといったところです。 今日は自然園の森らしく、野鳥の写真が撮れました。 入り口から入って池に行く途中の休憩場所、この辺りはよく小鳥が飛んでいます。

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 お尻のあたりが赤い羽毛があります。羽の模様はギザギザに結構整った感じです。頭には赤いところがないのですが、アカゲラの仲間のようです。木をトトトとつついて餌をあさっているようでした。

 ヒトリシズカが群れをなして賑やかそうです。 昨年はちょうど同じころ、やっと芽が出たところところでしたが、今年は花までつけています。

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 フクジュソウの花が終わりました。

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 キブシの花が垂れ下がっていました。

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 昨年成長の姿を撮ったウバユリの3月の姿です。

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 アオキの花が咲いていました。雄花です。雌花はなかなか見つかりません。

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 その他、カタクリ、シュンラン、コブシ、タチツボスミレなんかの花がさいています。 ヤブレガザ、ニリンソウの葉もたくさん出ています。

 

 大森駅から品川区へ池上通を上ると大森貝塚を記念した公園があります。

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 ここにやはり線路際に、こちらの方はやや広いスペースで、「大森貝塚」碑がありました。

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 モース博士が1977年横浜から東京に赴任するとき車窓から見つけたと聞いていますが、新橋ー横浜間の鉄道の開業から5年後の明治10年、鉄道の運行もだいぶ板についた頃のことです。

 大森駅開業の1年後です。駅に停車し、蒸気機関車ですから、東京に向かいゆっくりと走り始め、陸側に座っていたのでしょうか。 学者らしく、駅の近くですから、まだゆっくりと走る車窓から、線路わきの工事で崩した崖やら地面を眺めていて、貝殻が目についたのでしょうか。

  当時も土地の立ち退きの反対が多かったため、新橋の恩賜公園あたりからずっと海岸沿いに、崖なんかを削ったりして突貫工事で鉄道を敷設して、明治政府は文明開化に忙しいもんだから、貝塚なんかにかまっていられず、削った崖に貝殻がやけに多いなと思いながらも、それとは意識せずにいたんでしょうね。 線路際で出土品を運んでいるモースの自筆のスケッチがあります。海岸で波の音を聞きながら作業をしていたのでしょう。

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  発掘者の功績を記念してメイン州ポートランド市と品川区は姉妹都市になっているようです.

 

 

 

 2013年3月の草花

 3月5日でも、2月の頃とは草花も結構目覚めというか芽が柔らかくなったような感じです。

 2月のときにはまだ勢いはなかったのですが、ユキワリイチゲをもう一度撮りました。

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 マンサクは黄色い花だからでしょうか、花が開くのが早いです。

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 こんな木の芽もほころびていました。

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  JR大森駅の北口を降りて西側に出て、池上通を北に、ほんの100m位行くと、小さな看板で大森貝塚の案内がありました。

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  塀とビルに挟まれた細い道を入り階段を下りと階段の下にごみ籠と案内文があって、

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 さらにその先の線路沿いを右に曲がると、その狭い敷地に似合わない大きな碑が立っていました。「大森貝墟」と書いてありました。

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 実はここは発掘の記念碑で、池上通りをさらに北に300m位行った品川区になったところに、大森遺跡庭園があって、そこが発掘調査した現場らしいです。