MovableTypeの最近のブログ記事

 MT5から最新バージョン6.1.1にアップグレードした、延べ2日の奮戦と備忘録です。

 2年以上前からMT5からのバージョンアップの必要性は分かっていたのですが、一度おかしくなると、データーベースの状態がわけわからなくなったり、素人には手におえない、ウンともスンとも反応しなかったりなど、痛い目にあった経験から、バージョンアップ作業には重い腰があげられないでいたんですね。

 それを今回、サポートも切れて久しく、これ以上の放置はネット内の瓦礫になること必定。

で、早速、
1.MT仕様のサーバー環境のおさらい

 サーバー: Extremレンタルサーバー・ライトプラン、最少契約でも結構使えます (^_^)
 MT(Movable Type): 個人仕様ライセンスを使わせていただいています。 今回もクラウドでないソフトウェアタイプ。

2.必要情報とバックアップ等事前準備

 MT6のダウンロード: 個人仕様ソフトウェアタイプをダウンロード、最新版はV6.1.1でした。 解凍は+Lhacaを使用。
 使用中のMTのバージョン: 管理画面にログインすると、ページの一番下にバージョン情報が書いてあります。V5.2でした。

 マニュアルの指示に従って、ディレクトリ(アプリケーション、スタティック、ブログディレクトリ)のバックアップをする。 
 ディレクトリのバックアアップには、レンタルサーバーのダウンロード機能が使えるが、アップロードにはフォルダごとする機能が見つからないので、FFFTPを使う。 これ、いきなりアップロードなんか始まるんで焦る。 慎重に操作しよう。


 データベースのバックアップは、レンタルサーバーにその機能があった。月1のバックアップの設定とともに、手動でバックアップをしてみた、が、どこにバックアップされてんのか分からんかった (・_・;)

 念には念をいれ、ブログ作品をオフラインで見られるようバックアップ、WeBoxを使用。 まさに石橋をたたいて渡るですね。

3.MT6のアップロード

 マニュアルの推奨通り、同一場所置き換え方式を取ります。 中身を取り違えないように例題に従います。

 元のmt(旧)の隣にmt-new(新)のディレクトリを作って、ここに解凍したソフトをアップロードして、ディレクトリ名をそれぞれmt-backup(旧)、mt(新)のように従前の通りに整えて、何事もなかったようにmt.cgiにサインインして、用意されているアップグレードウィザードを実行するというやり方です。

 メインプログラムをアップロードの後、カスタマイズしたファイル類をアップロードする:
このブログの場合は、themesディレクトリ内のファイル5つ。 それ以外にブログウィジェットテンプレートが3つばかりあるはずなんだけど、分からなくてそのまんま。

 アップグレード後、カスタマイズしたウィジェットを確認してみると、きちんと移行していた。 中身が分からないので、どうしてか分からない (・_・;) が、まあ、いいでしょう。

4.いよいよバージョンアップ

 Webから /MT/mt.cgiにアクセス。 あれ?アクセスできない。 なんか間違ってると出てくる。 これだからアップグレードはやりたくなかった、と思う。

 問題はすぐわかりました。 ファイルのアクセス権の問題でした。 MTのアップグレードのドキュメントには記載がありませんが、5年前に買った「基本からしっかりわかる Movable Type 5」に書いてあります。 アクセス権を変えろ!と。

 .cgiファイルの一括アクセス権変更は、FFFTPでやると便利。

 いよいよバージョンアップ。  /MT/mt.cgiにアクセス。 ログイン画面が出た―\(^o^)/

 で、ログイン。 バージョンアップ開始! 一瞬の間に終わった。 WEBページ、なんら変わったところ無い。 成功か! なんだ、簡単じゃないか (・_・;)

結論: やってみれば極めて簡単。 バックアップなんかも過剰すぎる。 どうせ古いファイルなんかも残しながらやるんだから、さらなるバックアップなんかは不要なんじゃないか な。

5.アップグレード後の小作業

 MT5でも使っていたInsertLinkとQuickRebuildの最新版を、さらにMultiFileUploader0.45を導入。

 ホームページ全体を1枚のDVDに丸ごと保存するのは意外と難しい。

 ホームページを丸ごと保存するのは、インターネットに繋がずにオフラインで見たいととか、自分で作ったホームページ何かはバックアップのためにも保存しておきたいなんていう気が起きる。

 ホームページビルダーみたいなソフトを使って作ったホームページは、そのままで一つのファイルに落として保存できるが、MT5やWP(WordPress)なんかを使って、クラウド環境で作ったホームページ全体を、ひとつのファイルに落としてオフラインで見るには特別なことをしなければ出来ない。ホームページをダウンロードして見ると、内部リンクは絶対リンクになっていて(http://から始まるURL)、1ページ目はいいけれど内部ページは全てインターネットの方に繋がるようになってしまう。

 このホームページ(MyHomeWeb)が丸ごと保存できるか試してみた。

1.クラウドのMT5でできたWeb(MyHomeWeb)を丸ごとダウンロードしてみる。まるで駄目。

 一見ホームページ1ページ目はいいが、中身のリンクはすべてグローバルURLで、直してもいいが直しきれない。

2.MS Wordに目次を作って使ってみる。まるで駄目。

 ホームページの各ページを1ページずつアーカイブで一つのファイルで保存する。ワードの目次にハイパーリンクする。ワードの目次ファイルはhtmlで保存する。これらを1枚のDVDに保存する。ホームページのファイルは.mhtファイル。

 まず全ページ分ダウンロード保存しなければならない。ワードは目次のフレーム構造にするとうまく.mhtファイルが出ない。とてつもなく作業が多くやりきれない。

 3.フリーソフトneoEZW 1ST MIXを使ってみる。いい線行っているがいまいち。

 これはいい線行っている。myhomeweb以外にMT5も落としてきた。

問題点1.画像の名前が日本語が入っているものは画像がうまくリンクできていない。

問題点2.画像がダウンロードされない。

問題点3.リンクが不十分なところある。ブログの選択(四季の森、徒然のブログ、星空のブログの選択するところ)が効かない。

記事のリンクは良い。画像名から日本語をなくして名前変更、アップロードするところからやり直して画像に関する問題点1と2は解消した。


 4.「巡集」を使ってみる。巡集v1.7.2、使える。

 neoEZW1stMIXで出来なかった問題点3のリンク不十分の所ができるようになっている。

まだリンクやうまく機能しないところは:

1.検索は機能しない。

2.徒然のブログアーカイブ、星空のブログアーカイブ、四季の森アーカイブのリンクはできる。月を選択してドロップボックスでの選択はできない。

3.トップのMyHomeWeb、徒然のブログ、星空のブログ、四季の森のリンクは開かず、フォルダが表示する(IEの場合)。しかしこれはFireFoxとChromeではこの不具合は出ない。代わりにMyHomeWebだけはフォルダは表示しないが、クリックしても画面は変わらない。

検索を無くし、ドロップボックスを年月表示にすることで違和感なく使えそうである。

junshun.jpg

 

5.WeBoxを使ってみる。使える。

 機能が限られるらしいが専用ブラウザで見る方法と一般のブラウザで見ることもできる。「巡集」で出来なかった問題点3.のトップのMyHomeWeb、徒然のブログ、星空のブログ、四季の森のリンクがIEでできるようになっている。

検索はできない。月を選択してドロップボックスは元のサイトを見にゆく。オフラインでは機能しない。これは↓WeBoxの専用ブラウザで保存したホームページを表示しているところ。

webox.jpg

 

6.ScrapBookを使ってみる。

 これはFireFoxのアドオンである。WeBoxと同じ程度実現できている。

 データの所を保存すればDVDに保存できそう。取りに行くリンクの深さの指定が微妙。外部に取に行かないように、フィルタをかけられるか不明。途中で止めてチックを外せるが、余計なものがどんどん取り込まれてしまいそう。ダウンロードした中身を見ると、やけに細かな部品レベルのものが多く見られこともあり、後々の管理が面倒そう。

ここまでの結論:

 楽なのは「巡集」かWeBox。個人的な好みもあるが、完璧さおよびシンプルさでやや「巡集」に軍配が上がりそう。WeBoxはいいけどいつまで専用ブラウザが使えるか不安が残る。

  Atom機再構築から、MT5再導入とブログの移植、MT5のバージョンアップまで。

 Atom機サーバーが壊れた。上書きインストールを期待して試みたが、結果、ゼロからの再構築と、あいなりました。管理者権限で、何もできなくなったんですから仕方ないですね。

 MT5は一筋縄にはいかないので、Atom機でバージョンアップを一度しておきたかった。

 

 Atom機サーバー再構築

 順調! Atom機サーバーの内部仕様書と備忘録が役立った。

 OSはubuntu12.04LTS、taskselを使って必要ソフトを入れる。固定IPアドレスなどネットワークをととのえる。DDNSを再設定、SSH関係では前に作った鍵をそのままコピー、認証パスワード類も全部同じものを使用、sslの「おれおれ」証明書もコピーして使用、apache2関係を整えWebDavを整備、FTPを導入、ファイアウォールをgufwを使って必要なところ穴をあけた。

 poderosaで外部からアクセスできることを確認し、CrotDAVでWebDavが使え、FTP接続ができて、ここらで環境は整ったか。

 この辺りまで、延べ2日程度。

 

 MT5を導入

 大失敗! 

 失策その1:最新版を大々的に宣伝しているのものだから、それをインストールしてしまった。

 mySQLでデーターベースを作り、MT5をインストールしたところまではよかった。まさかと思ったけれど、MT-5.14とMT-5.20間でバックアップ・復元ができないとは思わなかったが、マニュアルに書いてある通りで、できない。世にいう性格の不一致というやつか。

 MT-5.14でバックアップしたブログを全く受付ないではないか!((+_+))

 気持ちを入れなおして、再インストールしかないか。

 

 教訓:古いMTソフトは大切にとっておきましょう。同じのが無いとひどい目に合いそう。 

 バージョンアップした途端、古いバックアプは使えないので、すぐにバックアップを取り直しましょう。

 

 失策その2:データベースも作り直せ。

 MT5は何もかも消し去ってからでないと新しくならない、一筋縄にはいかない。少しずつ知恵がついてきて、追加したいテンプレートみたいなのはMT5アップロードの前に押し込んでおいたほうが楽だと分かった。

 だが、前のデータベースが悪さをして、再インストールした古いMT5が最新のものだと言い張って、バックアップデータを受け付けてくれない。((+_+))

 データベースは下手にいじると、にっちもさっちもいかなくなることは分かっていたので、単純に、削除&新規作成、で新調した。もちろんMT5も再々度入れなおし。

 

 失策その3:cgiはSSLの方にも書いておけ!

 だけど、あれ?mt.cgiでサインインできない。ファイルに書かれていることがそのまま表示されている?apache2のdefaultファイルにはcgiにかかわること記述したのになあ~、と半分あきらめ。(^_^;)

 あきらめながら、半日悩みました。 一晩寝て、やはりcgiかな、と。

 一度はサインインして管理画面で操作したんだけど、いつの間にか、サインインせずに、なんか呪文みたいなのが出てくる。案の定mt.cgiの中身がそのものだった。悩み悩んだ結果default-sslの方にもcgiを書くことで、でたー!\(^o^)/

 

 失策その2のあと、MT5の旧バージョンからのバックアップを復元し、そののちMT5を最新にバージョンアップ、失策その3を経て、いくつか小さいつまずきはありましたが、いろんないことが分かりました。

 失策は知識の泉。 このあと本番でレンタルサーバーのMT5を最新バージョンにする予定。Good luck! 

 

備忘録

MySQLに関して:

MySQL に入るには、mysql -u name -p でパスワードを入れると mysql> となる。 出るには exit

データベースを作るには create database dbname; 消すには drop database dbname;

データーベースの一覧は show databases; (複数形)

データ-ベースのユーザーとパスワードを登録するには、

grant all on debname.* to username(at-mark)localhost identified by 'password'; @を入れると、いらぬリンクが付いちゃうので(at-mark)としてます。

 

cgiの設定に関して:

/etc/apache2/sites-available/default および default-ssl(実際にはファイル名を変えている)に、

<Directory /var/www/MT5/>

Options ExecCGI (+を付けてんのがあったんだけど、必要なの?)

DirectoryIndex mt.cgi

AddHandler cgi-script .cgi .pl

</Directory>

を入れた。違うかな?

 

 今回再構築したAtom機、右のアルミのやつ。SSDを使ってファンも大型で、静か~です。熱が出てこれからは暖房にもなる。

2012-03-serverenv-004.jpg

追伸:2012-11-2

 レンタルサーバのMT5最新版にアップグレードしました。FTPでのアップロードは何回か「上書きいいの?」と聞かれて、1時間ぐらいかかりましたが、その後のMT5のサインインの所でのアップグレードは一瞬で終わりました。

 やってみれば簡単だったんですね。 

 

 

レンタルサーバーを契約してMT5を移植するまでのこと

レンタルサーバって何者?


 ローコストで個人用ではホームページを開設する機能だけのスペースを提供する、あと付帯的にメールとかあるが、多分不要ではないか。これだけに絞れば各種ツールが用意され充実している。


最安値レンタルサーバーはどこか

 MT5移設だけの目的で絞って、MT5の要求仕様を満たしているのがあった。
 EXTREMライトプラン、1年契約で105円/月、初期費用も1050円と最安。 対抗馬でロリポップのコロリポプランっていうのがあった。ここもいいんだが、最安プランではMySQLが使えない、MT5の要求仕様にあと一歩届かない。
 個人のホームページは2Gもあれば十分と判断した。必要であれば買い足す。

 事のついでに独自ドメインをFC2で契約した。これも最安値ドメイン管理を選んだ。 現時点で.comで798円/年、月に直せば66円/月で両者合わせて、171円/月、安いではないか。
 その他のドメイン管理会社はServerQueen、ムームードメインがあった。いずれも年1000円以下、安くなりました、円高のおかげで。

 この値段で、公開ブログが見苦しい広告もなく、サーバーダウンの心配も少なく、常時ONの電気代もかからず、電気代程度の費用で開設できるのであれば、これは安いんではないか!

お試し期間でさっそく使用開始

MySQLにデーターベースを作成する

 出来ていた。

MT5のインストール

らくらくインストールはインストールするディレクトリの設定などがその過程で不明であったので、解凍後FTPでアップロードする方法を選んだ。

QuickRebuildInsertLinkプラグインを追加した。
マニュアルに従い.cgiの属性を700に変更した。
バックアップが保存されるディレクトリを、mt-config.cgiファイルを編集しdefaultの/tmpからユーザ内のディレクトリに変えた。具体的には:
 TempDir /サイト内パス
の1行を追加。

MyHomeWebブログの移植

 いよいよブログの移植。Atom機のMyHomeWebを「バックアップ」、それをレンタルサーバーで「復元」。

 バックアップファイルは、backup-1.xml、よくわからない「manifest」ファイル、あと画像ファイルがずらりとある。
 「復元」でbackup-1.xmlを選ぶ。 復元されたか? 開いてみるとほとんど文字だけ (+_+);;

 テンプレートが入ってないらしい。 Atom機のMT5テンプレートを独自テーマとして作り、それをエクスポートとインポートで移植する。テーマができそれを選択する。形は整い始めたがテーマの絵やなんかが全くでない (+_+);;

 Atom機で作ったレイアウトをそっくりコピーし、アップロード。 出た!!\(^o^)/

 わかっていれば簡単ではないか! と思いきや、あれ?画像は元のサーバから表示されている  (+_+);;

 画像は「復元」でアップロードされず、画像だけは別にアップロード、ひとつずつリンクの貼り直し。結構手間がかかる。 (ドメインネームが同じなら容易)
 画像だけが置いてきぼり。画像も含め復元するにはどうすればいいんだろうか。

 後で分かったが、画像のファイル名は半角英数と-(ハイフン)_(アンダーバー)にとどめておいた方が、バックアップ復元や、後々の丸ごと保存などで悪さが出てこないみたい。名前変更して画像ファイルが落ちこぼれなくなった。
 元画像の大半を名前変更して一括うアップロードの為、eUploader プラグインを入れて行い、リンクを張りなおした。


レンタルサーバーを使うときの要注意事項

 セキュリティは注意した方がいいかもしれない。
 ssl接続もできない場面がある。独自ドメインでの使用はできない。FTPSはできたが、使いたかったのはIDとパスワードみたいなのを使うページなので有用性がまだよくわからない。

 規約には利用者の制約は良く書いてあるが、サーバー管理者が守ってくれるべき事項が全く書いて無く、一般には開示したくないファイルを置いたときに、「勝手に見たり持ちだりしませんよ~」とは何も言ってない。
 ベンチャーでいいんだけれど、大体、組織の体(てい)をなしてないようなのがほとんどだから、利用していて言うのも何だが、まず信用しない方がいいんではないかな。