サーバーを作ろう! 再構築の巻

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  Atom機再構築から、MT5再導入とブログの移植、MT5のバージョンアップまで。

 Atom機サーバーが壊れた。上書きインストールを期待して試みたが、結果、ゼロからの再構築と、あいなりました。管理者権限で、何もできなくなったんですから仕方ないですね。

 MT5は一筋縄にはいかないので、Atom機でバージョンアップを一度しておきたかった。

 

 Atom機サーバー再構築

 順調! Atom機サーバーの内部仕様書と備忘録が役立った。

 OSはubuntu12.04LTS、taskselを使って必要ソフトを入れる。固定IPアドレスなどネットワークをととのえる。DDNSを再設定、SSH関係では前に作った鍵をそのままコピー、認証パスワード類も全部同じものを使用、sslの「おれおれ」証明書もコピーして使用、apache2関係を整えWebDavを整備、FTPを導入、ファイアウォールをgufwを使って必要なところ穴をあけた。

 poderosaで外部からアクセスできることを確認し、CrotDAVでWebDavが使え、FTP接続ができて、ここらで環境は整ったか。

 この辺りまで、延べ2日程度。

 

 MT5を導入

 大失敗! 

 失策その1:最新版を大々的に宣伝しているのものだから、それをインストールしてしまった。

 mySQLでデーターベースを作り、MT5をインストールしたところまではよかった。まさかと思ったけれど、MT-5.14とMT-5.20間でバックアップ・復元ができないとは思わなかったが、マニュアルに書いてある通りで、できない。世にいう性格の不一致というやつか。

 MT-5.14でバックアップしたブログを全く受付ないではないか!((+_+))

 気持ちを入れなおして、再インストールしかないか。

 

 教訓:古いMTソフトは大切にとっておきましょう。同じのが無いとひどい目に合いそう。 

 バージョンアップした途端、古いバックアプは使えないので、すぐにバックアップを取り直しましょう。

 

 失策その2:データベースも作り直せ。

 MT5は何もかも消し去ってからでないと新しくならない、一筋縄にはいかない。少しずつ知恵がついてきて、追加したいテンプレートみたいなのはMT5アップロードの前に押し込んでおいたほうが楽だと分かった。

 だが、前のデータベースが悪さをして、再インストールした古いMT5が最新のものだと言い張って、バックアップデータを受け付けてくれない。((+_+))

 データベースは下手にいじると、にっちもさっちもいかなくなることは分かっていたので、単純に、削除&新規作成、で新調した。もちろんMT5も再々度入れなおし。

 

 失策その3:cgiはSSLの方にも書いておけ!

 だけど、あれ?mt.cgiでサインインできない。ファイルに書かれていることがそのまま表示されている?apache2のdefaultファイルにはcgiにかかわること記述したのになあ~、と半分あきらめ。(^_^;)

 あきらめながら、半日悩みました。 一晩寝て、やはりcgiかな、と。

 一度はサインインして管理画面で操作したんだけど、いつの間にか、サインインせずに、なんか呪文みたいなのが出てくる。案の定mt.cgiの中身がそのものだった。悩み悩んだ結果default-sslの方にもcgiを書くことで、でたー!\(^o^)/

 

 失策その2のあと、MT5の旧バージョンからのバックアップを復元し、そののちMT5を最新にバージョンアップ、失策その3を経て、いくつか小さいつまずきはありましたが、いろんないことが分かりました。

 失策は知識の泉。 このあと本番でレンタルサーバーのMT5を最新バージョンにする予定。Good luck! 

 

備忘録

MySQLに関して:

MySQL に入るには、mysql -u name -p でパスワードを入れると mysql> となる。 出るには exit

データベースを作るには create database dbname; 消すには drop database dbname;

データーベースの一覧は show databases; (複数形)

データ-ベースのユーザーとパスワードを登録するには、

grant all on debname.* to username(at-mark)localhost identified by 'password'; @を入れると、いらぬリンクが付いちゃうので(at-mark)としてます。

 

cgiの設定に関して:

/etc/apache2/sites-available/default および default-ssl(実際にはファイル名を変えている)に、

<Directory /var/www/MT5/>

Options ExecCGI (+を付けてんのがあったんだけど、必要なの?)

DirectoryIndex mt.cgi

AddHandler cgi-script .cgi .pl

</Directory>

を入れた。違うかな?

 

 今回再構築したAtom機、右のアルミのやつ。SSDを使ってファンも大型で、静か~です。熱が出てこれからは暖房にもなる。

2012-03-serverenv-004.jpg

追伸:2012-11-2

 レンタルサーバのMT5最新版にアップグレードしました。FTPでのアップロードは何回か「上書きいいの?」と聞かれて、1時間ぐらいかかりましたが、その後のMT5のサインインの所でのアップグレードは一瞬で終わりました。

 やってみれば簡単だったんですね。 

 

 

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