サーバー環境はこうなってます↓
右がこれから話すAtom機、中央下がAspire機。 パソコンコーナーの足元にある。 ほんのり暖かく、時々足を乗せて足元暖房に、Atomの青いランプがやけに明るく、夜間は常夜灯としてあたりを照らしている。 いろいろ活躍の場があるものです。
以下はこの環境に至ったさわりをさらっと紹介します。
OSの選定
マシンは整った。 で、OSは? もち論windowを除く。
ここで、タダを貫く、情報が手に入る、簡単、だが一見本格的。 これが選定基準。 個人的好みで、1)ubuntu 2)fedora。
fedoraは、何と言っても、手取り足取りの手引き本があること。 手引き本は「Fedora11で作る最強の自宅サーバー」、目的と題名がぴったり。 解説本の方は「できる Fedora11」は補足版として使える。
手引き本でひと通り組み上げてみて何をすればよいか理解できた。 そのあとでUbuntuで作ることとした。 apacheが両者でガラリ構造が違うのでこれが難関だった。
サーバー作りの環境整備
サーバマシンの他に開発確認用にもう一台いろいろいじくってみられるものを用意した。 これをAspire、本番サーバーマシンをAtomと呼ぶことにしている。 Aspireは元Vistaが入っていたミニデスクトップパソコンでDVD付き。
Atom機はインストールからリモートログインができるようになるまではディスプレイとマウス、キーボードを付けて操作する。
内部仕様書をエクセルあるいはCalcでつくる。 これはディレクトリと関連ファイルの何をどのように編集したのかが一覧でわかるようにしたもので、たとえばWebDavの設定ファイルをどこに置き、その中に何を設定したのかがわかる表で、適時記入し、忘れやすい自分には大変重宝している。
この内部仕様書とサーバー構築備忘録をDropboxでどのマシン(Atom、Aspire、SonyTablet、Windows7)のどれからもメモとして記録、参照できるようにした。
Ubuntuサーバーのインストール
デスクトップ版を入れこれにサーバーソフトを入れることにした。 理由は簡単だから。 AtomマシンにはUSBインストールする。 ダウンロードしてCDLiveを作りAspireマシンにインストールし、ここからUSBLiveを作った。 これをAtomマシンで起動し、HDDにインストールした。 Atom機は64bit対応だが32bit版を入れた。 理由はない。 今後64に移行できるのかしらん?
これに必要なサーバーソフトをインストールする。 これにはtaskselというツールを使うと簡単。 あまり考えずに出来る。 taskselで追加するサーバーソフトを選びインストールする。
taskselを使って入れたソフトは:
Basic Ubuntu server
OpenSSH server
DNSサーバ
もともとデスクトップで入っていたもの:
印刷サーバー
Ubuntu desktop
固定IPの設定をしてダイナミックDNSの設定をする
ダイナミックDNSのサービスはieServerを使わせていただく。 既得のtakanawa.myhome.cxを使用する。
IPアドレスの自動更新
ieServerからIPアドレス更新サンプルスクリプトを取り寄せ、
wget http://ieserver.net/ddns-update.txt
必要事項を記入し、指定位置に置き、オーナーとアクセス権を確認・設定する。 自動更新のアクセスにはhttpsを推奨している。
このファイルを10分おきに自動実行するようcrontabを加える。
SSHでリモート鍵認証でアクセスできるようにする
公開鍵認証、パスワード認証削除、rootアクセス禁止、ポート変更の処置をした。 公開鍵はログインユーザーのところに置き、アクセス権をユーザのみにした(chmod700)。
アクセスするwindows7パソコンはpoderosaを使用。
SSLによる暗号化
これはプライベートでWebDavを使おうとしているので入れた。
おれおれ認証をなんとかしてみた。 「おれのサイト署名要求」を、「おれの認証局」が、みごと,証明してくれました。
認証局 CA.takanawa.myhome
発行先 yasuo.takanawa
この認証局、格が低すぎて、どのブラウザーでもエラーが出るのでず (^_^;)
ポートを空け、ルーターを設定し、ここまでで、入れ物は準備できた。 さて、ここから何をいれるか、、
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