2012年7月8月の星空
昨年はM57とM27はともに昨年反射鏡を向けて、画像に写ったのを見て、こんなのが星空にあるんだと腰を抜かしたもんでしたが、今年は腰を据えて捉えてみようと、その時を待っている。
7月8月で捉えられた無改造カメラによる結果を紹介します。
ともに7月17日の深夜の撮影です。リング星雲M57は去年撮影してみて様子が分かっていたので、その経験から、リングの所が非常に明るいので飽和状態に白くのっぺらにならないように、露出を抑えてシャッタースピードを短くしていきました。この画像はISO1600で露出14秒(リモートシャッターで15秒に合わせても14秒になってしまう)のショットを9枚をDeepSkyStackerで処理し、適当にトリミングしたものです。
周辺の赤みがかったのが出ています。左上、右下のあたりが薄くなっているのは可視光では見えない波長なのか何かが広がっているのでしょうか。これはドーナツ状にガスが広がっているのでしょうか?下の亜鈴星雲M27は球に見えます。
M27は白鳥座のアルビレオから見て、こと座と反対側の辺りで、や座の先からたどってアルビレオ側にM字形の並びの星があり、Mの真ん中の星の下に見えます。双眼鏡で見えました。晴れた夜は25㎝の反射鏡でブルーの綺麗な姿が観察できる時もありましたが、撮影の方は今シーズンは何度も撮りましたが、なかなか良いものはありません。
DeepSkyStackerしてみても。眼視で綺麗な姿を見せたのですが画像はいまいちです。紋様を綺麗に写すには慎重に適正露出を出す必要があるようです。去年の画像に比べ見劣りがするのはこのためのようです。
M57=M6720 リング星雲 こと座
M27=6853 あれい状星雲 こぎつね座
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