2014年10月8日は皆既月食です。
台風一過ではありますが、翌週の大型台風も控えていて、全国的に雲の多い予想です。 理想は房総東海岸なんですが、都心でも行けそうです。 しかし佐久に所用もあって立科方面に遠征してみることにしました。
かって知りたる朝日の丘です。牧場に隣接していて、東側が開放されているのでここに決めました。 日中は晴れ渡りいい調子ですが、予想通り夕方には一面の厚い雲でほとんど絶望。
それでも、早夕飯で7時半までにはスタンバイまでこぎつけます。
撮影は40㎜レンズで周辺の星々とのコラボの構図です。 セッティングをしているうちに月明かりは見る見るうちに厚い雲に覆われていきます。
それでも30秒の露出で赤く写ります。 これぞAstromomikのCLSフィルターの威力です。 雲の間からいっときの月明かりが漏れると、赤銅色に写ります。
EOSKissX4新改造 CLSフィルター EF40mm ポラリエ使用 f-2.8 ISO3200 露出30秒 20:03撮影
周りの星が全然見えません。拡大すると見えるんですが、、
雲が多いこちらの方が周辺の星が写っています。 うお座の星々のはずです。
19:45撮影
撮影中に牧場から時たま奇声が聞こえます。 LEDで照らすと光の対が見えます。 繁殖激しい鹿の目です。 双眼鏡で覗くと10匹程度の群れです。 中 心付近に見事な角を持った鹿が落ち着いて横になっています。 漆黒の闇でひとりで鹿の近くにいるのはやや怖い感じです。 フェンス越しなので逃げられるとみて撮影を続けます。 い ざというときの武器の携帯は必要なようです。
後半は星とのコラボはあきらめてタムロンの18‐200㎜に変えて、200㎜で月影を記念に撮りました。
EOSKissX4新改造 CLSフィルター TAMRON15-200 200mm ポラリエ ISO3200 f=6.3 露出30秒 20:35撮影
焦りに焦って端の方に写っていますが、これがベストでした。 月蝕中、左上がいつも白色でしたので、地球の影は右下をかすめていたのではないかと思います。
皆既月食の月の色は確かに赤銅色でした。
はじめまして。
同じSE250を使っているものです。
今まで、観望用として使っていましたが、直焦点撮影を始めようとおもっております。
バーター社のコマコレクターを購入予定です。
使っているカメラはキャノン60D(改)です。
改造なしでピントは合いましたか?
改造等の必要はあるのでしょうか?
一緒に購入したほうが良いパーツなどがございましたら
教えていただきたいのです。
お手数をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
星空のブログを見て頂き有難うございます。
同じSE250NCRをお使いという事で、私の限られた経験でお答えいたします。
バーダーのコマコレクターMPCCとキヤノンのEOSカメラとはTリングと称するものを介すると、双方のフランジバックの仕様が合います。これは国際光器さんのHPにある紹介どおりです。
鏡筒側は鏡筒に付属の31.5㎜アイピースアダプタを外した状態(2インチアイピースが入る状態、2インチ用アイピースアダプタも付けない状態)に、MPCCを装着したカメラを直接付けた状態で合焦しました。ピントは奥に引っ込めた位置に移動するみたいで、MPCCにはストッパー類は付けないで使った方が安心らしいです。
よって、ここでは改造等何もありませんでした。Tリングをお持ちでしたら何も買わなくていいと思います。
このところは拙稿
http://myhome-takanawa.com/myhomeweb/hoshi/2012/10/post-3.html
の写真です。
こちらは試行錯誤で星空を楽しんでいるド素人で、分かって書いているわけではないのですが、他にお役立ていただけそうなことがありましたら又ご連絡ください。