LCMマウントに新改造EOSkissX4と40mmパンケーキレンズを乗せて、満月に近い月夜でしたが、都心を離れて、いつもはEQ6proとSE250N CRの巨艦と巨砲の置いてある山の中で星野撮影を楽しんでみた。
山の中と言っても、月夜で空が明るいので、iso=1600 f=2.8となると、光害カットフィルター無で、露出は10秒程度迄なので、あとは枚数で稼いで、20枚となると200秒でかなり開けた感じになります。
2013年4月22日撮影のdeepskystaker した画像がこれですが、dark 10枚だけで、flat 何かは使ってないので周辺減光と、西空のかに座の左方向にある月明かりががぶって見えます。
中央にペレセペ星団M44があり、それを取り囲んでかに座の四辺形とそれから伸びた足があります。 画面中央左端の辺りにはM67なんかが写っているみたいです。さすが40mm単焦点レンズだけあって周辺のコマ収差は非常に小さく満足できます。
本題のLCM経緯台は3star アライメントで、西空しか見えないもんだから、ブロキオン、カストル、レグルスでしました。かに座はアライメント星に近くなので精度的には問題なく、追尾精度も10秒なので全く問題ありませんでした。 星空機材店では写真というと、経緯台は売ってくれませんが、結構いけるもんです。 これでペルセペの辺りで11.0等星位まで写っています。
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これは北斗七星のひしゃくの先のα星Dubheを中心に同じ条件で撮影し、同じdeepskystacker したものです。 北極星は画面の下方向で、ひしゃくの4つの星が中央から右上に、下の方はカラマツの高木の枝が少し入った星野です。
月と反対側なので空の条件は少し良いようです。 アライメント星から離れていますが、全く流れはありません(*^。^*)
拡大して見て見ると、画像の左下あたりに、ステラナビの助けを借りながらたどると、M81、M82銀河が広がりのあるシミに、M82の方は歪んで認められます。 北斗七星のβ星とγ星の間に、画像では中央から斜め右上の辺りにM108銀河がやはり広がりのあるシミで認められます。M97星雲も多分それではないかなと認められます。
γ星のすぐ近くにM109銀河も小さいシミで見えます。
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40㎜パンケーキレンズは明るくひずみの少ない良いレンズです。周辺のコマもほとんど見えません。 LCM経緯台もお手軽でした。お手軽すぎてすぐに足を引っ掛け狂わせてしまいそうです。
理由は分からないのですが、月の光が被るアライメント星から倍離れたところで、CLSフィルターを付け30秒の露出で撮った画像は、中心は止まっているのですが、周辺の星は画面中心を軸に回るように流れが認められました。 なぜなんでしょう、確認はできていません。
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